ファンタジックセンチメンタル

おっとうっかりもう12月。

早すぎる...ものすごい勢いで過ぎますね、日々。

私的今年の一文字は「変」だったかなあ、と思います。

変わる、変える、変えられる、変わらざるを得なくなる。

能動的にも受動的にも、なんか世の中全部ひっくるめて「このままでいいのん？」的な雰囲気が漂いまくった年だったなーと。
前から薄々思ってはいたことが、いろんなことに煽られてうらうらうらー！！！と明るみに出てきたような感じがします。これは世間だけでなく個人的にも思ったこと。

そういう状況になって、いろいろ考えてはみたものの、実際に今日と明日でいきなり変わることは難しい。
ただ、過ごす日々は同じでも、感覚とか気持ちはだいぶ変わる。

嘆いたり憂えたり、センチメンタルな空気が漂う中、逆にポジティブな動きもたくさん起こってきていて、これからもっと変わっていくような予感もします。

どうせこんな世界なら、せめて明るくいたいよねー。

そんな基本方針が自分のアートワークにも反映されていたりします、実は。

ここで、いきなりですが告知です。

個展やります。

来年１月頭〜２月頭まで一ヶ月間。
場所は奈良市高畑町にある、はなや北川というお店。花屋さんでも北川さんでもありません。
わたしの姉貴分である、自称「癒し系」シンガーソングライターの歌垣ねえさんのご実家のお店であります。古民家ほっこりギャラリーカフェーです。

前フリ長すぎでしたが、先の文章はこの個展のタイトルを決めるにあたって考えていたアレコレでした。
作品は現実のフィクションだと思っているので、どうせならファンタジックな感じに変えてやりたいなと。これはこの1、2年、制作する中でずっと思っていたことです。

なので今回の展示では今までの作品ほぼ全部出し。（もちろん新作も制作しておりますが...！！）
自分でも自分のやってたことをずらーっと眺めてみたいと思い、ここで一旦全部さらけ出して次に進みたいなと。

年の初め、新たな一年のよき幕開けとなるよう。

追記：
ちなみに、「ファンタジック」って英語のfantasticから派生した和製英語だそうです。
和製英語ってなんかダサイ気もしますが、日本人にしか解りにくい、微妙なニュアンスを表現できているものもあるような気がして、けっこうすきです。
ニホンジンが「ファンタスティ〜ック！！」とか流暢に言っても、よっぽどじゃないと寒いし。
なので敢えてこっちで〜。